【Java研修】研修第5週目
2025-09-11 11:00:00
こんにちは。研修DIARY担当のS.Dです。
宜しくお願いします。
本日は研修5週目の風景を紹介します。
5週目の研修内容は、
- Java応用課題(電卓演習)
です。
今週はJavaの総まとめ学習として、電卓演習に取り組みました。
今まで学習してきた内容を駆使しして、電卓プログラムを作成していきます。
プログラムの構成から自分で考えるため、今までの課題より長い期間をかけて課題を行います。
自分自身でプログラムを作成することの楽しや難しさなどを感じてくれています。
これからの研修もこの気持ちを忘れることなく、取り組んでほしいと思います。
研修生からは、こんな声が聞こえてきました!
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可読性と利便性を考慮して、よく使いそうな数字の判定と演算子の判定は別メソッドにしました。
少しずつではあるもの、自分自身で判断してよりよいプログラムが書けるようになってきていると思います。
これからも講師のフィードバックなどを自分の知識として蓄え、どんどん成長していきたいです。
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アルゴリズムを考えるのが難しく、こういう風に構成したいと考えていても、
それを実際にコードに書き起こしてみると、うまくいかないことが多かったです。
どういったメソッドが利用できるのか、データ型や条件分岐など、考えることが多く、苦労しました。
コツコツコーディングの経験を積んでいってアルゴリズムを考えることに慣れていきたいです。
【研修のポイント】
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Javaなどでプログラムを書いていると、「エラー」が発生してしまうことがあります。
「エラー」が発生してしまった時に、プログラムが途中で止まってしまいます。
こうした「プログラムの動きを止めてしまうエラー」のことを、Javaでは 例外(Exception) と呼びます。
これを防ぎ、安全に処理を行うための仕組みとしてJavaには例外処理が用意されています。
例外処理とは、「もしトラブルが起きても、プログラムを落とさずに、安全に次の処理へ進む仕組み」のことです。
Javaではtry-catchという仕組みを使ってその制御を行うことができます。
tryにはもしかするとエラーになるかもしれない処理を記述し、catchにはエラーが起きたときにどう対応するかを記述します。
例) 0で割り算を行おうとしたとき
try {
int result = 10 / 0;
System.out.println("結果は " + result);
} catch (ArithmeticException e) {
System.out.println("エラー: 0で割ることはできません。");
}
通常なら10/0を行い、計算エラーとなってプログラムが止まってしまいます。
しかし、try-catchを使うことで、エラーメッセージが表示され、プログラムが止まることはありません。
実際のアプリケーションでもユーザーの操作や入力ミスなどを想定して、例外処理を準備しています。
最後までお読みいただきありがとうございました!