【Java研修】研修第12週目
2025-10-29 11:00:00


こんにちは。研修DIARY担当のS.Dです。
宜しくお願いします。

本日は研修12週目の風景を紹介します。

12週目の研修内容は、

  • WEBアプリケーション開発課題(脳トレアプリ)

です。


3ヶ月に及ぶ研修も今週で終了を迎えます。
チームでのアプリケーションの開発もテストという動作確認を終え、完成しました。
この研修期間で基礎から実践的な内容まで様々なことを段階的に習得してきました。
日を追うごとにどんどん成長している様子が見られました。
これからの実務でもたくさんのことを経験しながらどんどん成長してほしいです。

インタビュー風景

研修生からは、こんな声が聞こえてきました!

  • テストについては実際に行っていくことで、内容がどんどん理解できるようになりました。
    実際に単体テストを作成してみると、動作確認では見つけられなかった不具合を見つけることができました。
    動作確認だけでは見つけることができなかった不具合もこうして見つけられると実感でき、有用性も改めて理解できました。
  • 正答数と記録タイムに基づいて得点算出とランク算出処理があり、必要な確認が多く苦戦しました。
    特に境界値チェックが必要な値が多く、テストケースの洗い出しなども大変でした。
    実際に境界値を書き出すなどして情報を丁寧に整理することで必要なテストケースの洗い出しができました。

【研修のポイント】

  • プログラムでは、ユーザーが入力したデータや、システムが処理する数値・日付などの値が、
    「想定された範囲内」では正常に動作し、「想定された範囲外」ではエラーメッセージを表示するなどそれぞれ確認が必要です。
    この確認を怠ると、異常なデータが入ったときに、計算結果が間違ったり、システムが止まってしまうことがあります。
    ここで重要になるのが 「境界値チェック」 です。
    境界値チェックとは、データが定められた境界付近の値で正しく動作するかを確認することです。
    つまり、「どこまでが正しい値なのか」を明確にして、その境界を意識した確認を行う考え方です。

    例)年齢を入力するプログラム
    ・入力できる年齢の範囲を 0歳~120歳 に設定する
    この場合、「-1」、「0」、「120」、「121」の4つの入力値にのみ着目してテストを行います。
    入力値が「-1」と「121」だったら「不正な入力」としてエラーにする
    入力値が「0」と「120」 といった「境界の値」でも正しく処理できるかを確かめる
    このように、境界(最小値・最大値)の前後やその値そのものを重点的にチェックするのが「境界値チェック」です。

    多くのプログラムの不具合は、「境界付近の値」で起こります。
    そのため、境界値チェックは不具合を防ぐための非常に重要で、
    信頼性の高いプログラムを作るための動作確認などにおいて基本となる考え方です。

最後までお読みいただきありがとうございました!